【冬のアクセントカラー】赤を取り入れて温かみのあるインテリアに

皆さんは「冬」と聞くと何色を思い浮かべますか?

 

人それぞれ思い浮かべる色は違うと思いますが、クリスマス・お正月・バレンタインと、冬は赤が似合う季節です。

 

今回は冬のインテリアにオススメの「赤」を使って効果的なアクセントカラーの取り入れ方をお伝えします。


■赤のように印象の強い色を取り入れるときは…

 

赤色と言いましても様々な赤があります。

 

フェラーリのような鮮やかなイタリアンレッドもあればバーガンディーなどの暗い赤もあります。

 

赤は印象が強い色ですので取り入れるのが少し難しいです。

 

そんな時はトーンを抑えた赤を取り入れるのがオススメです。

 

 

■トーンとは?

 

色のトーンとは色調のことで明度と彩度で色の調子を表します。

 

最も彩度が高いビビッドトーン(純色)を基本とし、そこに白を加えると明度は高くなり彩度は低くなります。

 

また、黒を加えると明度も彩度も共に低くなります。

 

表のようにどの色にもトーンがあり、まったく別の色でもトーンを合わせればインテリアに馴染むのです。

 

とはいえ、別の色をトーンを合わせて取り入れるのはとても難しいです。

 

その為、色味の強い有彩色を取り入れる場合は1色にして、他は無彩色かベージュなどの色味の弱い色と組み合わせると比較的簡単に取り入れることができます。

■オススメはディープトーン・ダルトーン・ダークトーン

 

ディープトーンやダルトーン・ダークトーンは明度と彩度の低い落ち着いた色味ですので、インテリアに馴染みやすいです。

 

とはいえディープトーン、ダルトーンって何…?難しい。。。

 

だからもっと簡単に

 

ちょっと暗い色を選ぶ!

 

今回取り入れる赤なら、ワインレッドやボルドーを思い出してください。

 

それなら聞きなじみもあり、暗い赤をイメージしやすいと思います。

 

世の中に沢山商品がある中、「ディープトーンの赤」を選び出す…

 

これはとても難しいことです。

 

しかし「少し暗めの赤を選ぶ」なら分かりやすいですね。

 

ピンクならピンクベージュ、黄色ならマスタードイエロー、青ならネイビーといった具合に、少し暗い色を選んでみると有彩色でも落ち着いた印象になります。

 

 

■実際のお部屋で再現

 

モノトーンのインテリアに少し暗い赤を取り入れます。

 

アクセントカラーを取り入れるときは部屋全体の5%に抑えます。

 

今回はクッションカバー・アーティフィシャルフラワー(造花)・テーブルランナーで取り入れました。

 

■完成したインテリアはこちら

 

モノトーンインテリアに赤の差し色を加えて温かみのあるインテリアになりました。

 

寒い冬には見た目も暖かくなる赤がアクセントカラーにピッタリですね。

 

是非皆さんも色のトーンに気を付けてお好きな色を取り入れてみて下さいね。

 

もちろんペールトーンやビビッドトーンがお好きならそれでもOK!

 

大事なのはトライ&エラーを繰り返して自分好みのインテリアにすることです。

 

本日もありがとうございました。